袋名古屋帯

Posted on

袋名古屋帯は、八寸帯とも呼ばれる様に、地厚の帯地を八寸幅(約三〇センチ)に織ったものです。袋帯と名古屋帯の長所をとりいれて、昭和三十年頃にできました。

■袋名古屋帯の特徴と仕立て
袋名古屋帯は名古屋帯と同様、巻いた状態で売られています。ただし、帯地が地厚の織りなので、仕立てるとき、袋帯や名古屋帯のように帯芯を入れる必要がありません。たれの部分を名古屋帯と同じ様1メートルほど裏に引き返して、お太鼓部分を厚くしっかりとさせます。お太鼓に結んだとき左右になる部分を全部かがって仕立てる方法もありますが、最近は折り返した端とたれの部分だけをかがり、お太鼓の両脇はあけたままで二重太鼓のように見える簡単な仕立てをすることが多くなりました。手先は10センチほど裏に折り返して、かがるだけです。

■袋名古屋帯のいろいろ
袋名古屋帯の帯地は、綴織、博多織、紬などがあります。
綴織などの格調ある袋名古屋帯は、色留袖、色無地や訪問着、付け下げなどに。博多織や紬の帯は、小紋や紬に合わせて街着として着るのにもよい、お洒落で気取らない帯です。
袋名古屋帯の幅は八寸なので、紬の八寸、博多の八寸などとも呼ばれます。

袋名古屋帯と名古屋帯の違い
http://www.kimonoclub.info/2006/08/post_89.html

nagoya


名古屋帯

Posted on

セミフォーマルからカジュアルまで、幅広い範囲をカバーするのが名古屋帯。大正時代に名古屋の女学校の先生がこの帯を考案したことから、名古屋と呼ばれます。名古屋帯には織り名古屋帯と染め名古屋帯があります。

■名古屋帯の形と仕立て
名古屋帯の帯地はきものの反物のように巻いた形で売られています。幅は九寸(約三四センチ)、長さは一丈二尺二寸(約四メートル六三センチ)以上です。このままでは締められませんから、仕立てが必要になります。普通は帯地のたれにする部分を一メートルほど折り返してお太鼓裏にして、先から胴二回り分を半分の幅に折り(半幅にして)、中に帯芯をいれて仕立てます。
これが名古屋仕立てです。
ほかにも、松葉仕立てと額縁仕立てがあり、着る人の好みや素材によって仕立て分けます。
仕立て上がりは、お太鼓の幅が八寸、長さは着る人の胴周りによって仕立てで調整できますが、九尺二寸(約三メートル五〇センチ)前後が目安です。

■織り名古屋帯と染め名古屋帯
織り名古屋帯は、袋帯に近い織りの品格を持ちながら、一重太鼓に結ぶ締めやすい帯になります。付け下げや色無地、小紋のほか、ときには上等な紬にも合わせます。
染め名古屋帯は、塩瀬や縮緬や紬地に、手描きや型染めで洒落た模様を染めた帯です。染め名古屋帯には季節感ある模様が多く、刺繍や絞りを併用した染め帯もあり、紬や小紋に合わせたお洒落が楽しめます。

名古屋帯をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%AF

026038_1


帯の種類などなど

Posted on

袋帯は、おもにフォーマル用の帯で、帯結びを二重太鼓や変わり結びにして用います。最近は色柄のバリエーションが増え、留袖、振袖、訪問着はもちろん、柄ゆきによっては付け下げや小紋にも締められます。

■丸帯から袋帯へ
礼装用のもっとも格の高い帯として、戦前までは丸帯を用いました。丸帯とは、普通の帯幅の倍に織ったものを二つ折りにして帯芯を入れて仕立てた帯で、表と裏に同じ文様がある豪華な帯です。しかし現在では、花嫁衣装や舞妓さんの衣装に使われる程度になりました。
豪華ですが重くて締めにくい丸帯の代わりに、明治時代に作られたのが袋帯です。柄は表のみで裏は無地、当初は袋状に織って帯芯を入れて仕上げられていました(本袋)。それで袋帯という名になったのですが、最近は、表と裏を別々に織ってかがり合わせて作る様になりました。

■袋帯の形や素材
袋帯は表だけに文様があり、裏は無地か地模様だけで、店頭では袋状にかがり合わせた形で見られます。これに帯芯を入れて仕立て(仕立て上がりの袋帯もあります)。幅は約八寸二分(約三一センチ)、長さは約一丈一尺(約四メートル二〇センチ)以上あります。素材は錦織、唐織、綴織は多く、稀にビロードや繻珍も見られます。ここまでが織りの袋帯ですが、染の袋帯を注文で作る人もいます。

丸帯をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E5%B8%AF

Exif_JPEG_PICTURE


帯にも織りと染め

Posted on

帯はきもの姿の印象を決める大切なものです。

一枚のきものが帯を替えることで、きものの雰囲気ががらりと変わります。かつて、「帯上」という表現がありました。帯はきもの以上によいものを締めなさい、帯をおろそかにしてはいけませんよ、というお洒落の心得をいった言葉でした。
さて、きものに染めと織りがあるように、帯にも染めと織りがあります。一般的に、きものの場合は、染めは礼装や準礼装、織りは洒落着や普段着ですが、帯は逆になります。織り帯が礼装や準礼装、染め帯がお洒落用です。例外はありますが、これが大原則。
また、フォーマル用とカジュアル用では、仕立て方も違います。

gosen_romasioze05

■織り帯
織りの帯といっても、紬の帯はフォーマル用ではありません。錦織、綴織、唐織など、絹の金銀白糸や色糸で、正倉院文様や有職文様、名物裂文様といった格調高い文様を織り出した、二十太鼓に結べる袋帯がフォーマル用です。カジュアルな織り帯には紬やすくい織りの名古屋帯などがあります。これらの帯は、小紋や紬のきものに合わせて締めます。

■染め帯
白生地に地色や模様を染めた帯を染め帯といい、おもに紬や絣、小紋のきものに合わせる洒落帯になります。
袷の季節には塩瀬地や縮緬地の染め帯、単衣や薄物の季節には、紗や絽、生紬などの染め帯があります。
また、染め帯にも染のきものと同じ様に手描きと型染めのものがあり、絞りや刺繍を併用した染め帯もあります。
染め帯は普通、名古屋帯に仕立てますが、まれに袋帯に仕立てる格調高い柄付けのものもあり、礼装や準礼装に用いられます。

 


芭蕉布(沖縄)

Posted on

芭蕉布は、バナナと同種の植物、糸芭蕉の茎の繊維を取り出し、機にかけて織り上げる古代布の一つ。繊維は麻より張りがあり、袖から身八つ口に風が吹き抜ける涼しさを味わえるきものです。

数多い沖縄の繊維の中でも、もっとも古くからある織物で、十三世紀頃にはすでに織られていて、十七世紀になると沖縄のひとたちの暮らしに欠かせない布になりました。かつては屋敷内に芭蕉を植え、糸を紡ぎ、機を織る光景がどこでも見られたとか。現在も織り手たちが自ら糸芭蕉を育て、三年後に刈り取って、糸にしています。

糸染めに用いるのは琉球藍とテーチギ(車輪梅)だけで、糸芭蕉の淡い茶色に、染料の藍色と茶褐色の絣や縞柄が映えて素朴な味わいのきものです。

戦後、壊滅的な状態だった芭蕉布を沖縄本島の大宣味村喜如嘉で平良敏子さんが復興させ、重要無形文化財保持者に指定されました。

芭蕉布をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%AD%E8%95%89%E5%B8%83

芭蕉布秘話
http://www.k4.dion.ne.jp/~nobk/okym/basyoufu.htm

bashofu.jp
http://bashofu.jp/

kimono2010-6-3up2b