染めの技法と種類:手描き友禅

手描き友禅とは、型友禅に対する言葉で、花鳥風月や調度品などの題材を模様化して、友禅糊の技法で布の上に飾り豊かに絵を描くおうに表現する手法です。
緻密な技巧を凝らしつつ、自由な発想と華やかな彩りを持つ手描き友禅は、日本が誇る染織工芸品です。

■宮崎友禅斎が始めた友禅染

日本独自の友禅染は、元禄時代に京に住んでいた扇絵師、宮崎友禅斎が創始したといわれ、その名称は友禅斎の名からとられたと言われています。
友禅染が考案されると、たちまち大流行したという記録や、「友禅ひいなかた」という着物の柄見本が残されています。友禅染が大流行した理由の一つは、友禅染で初めて華やかな色柄の着物が染められたからといえるでしょう。また、扇絵師であった友禅斎が、古典や身近なものから、物語性や季節感のある題材を得て、模様化することに優れていたこともその一つと思われています。

■手描き友禅の技法

友禅染が考案したのは、友禅糊でした。餅米と糠を塩に混ぜたこのノリで隣り合った色が混じり合わないように防染することで多種染めの精緻な模様が描けるようになったのです。
手描き友禅の本来の方法は、まず生地に青花で下絵の模様を線描きし、筒に入れた糊をその上に置いて防染します。次に模様に筆で彩色し、彩色した模様全面に糊を置きます。そして地色を染め、蒸して染料を生地に定着させ、水洗し糊を落とし乾燥させて仕上げます。
今も手描き友禅は、主に京都、金沢、東京で染められ、三大友禅と呼ばれています。

 

手描き友禅を実際に染めている動画です。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=YCHe6J4PYe8&w=420&h=315]

 

「友禅」の説明。Wikipediaより。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8B%E7%A6%85

 

 

 

 


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