加賀友禅

加賀百万石の城下町だった金沢を中心に染められている友禅を加賀友禅といいます。

■加賀友禅の源流

加賀には古く、梅の皮や柿渋を楊枝糊で染める「加賀染め」といわれる染織方法がありました。また、加賀絹に無地染めには、御所紋と名づけられた色挿しの紋を置きました。各家の門を中心に置き、その周囲に松竹梅や雪月花などを多色染めで描くこの御所紋は、加賀染とともに加賀友禅の原点と考えられています。
また、友禅染の始祖である、宮崎友禅斉は能登のうまれで、晩年は加賀で暮らしたとも伝えられています。これらのことから、加賀染に京友禅の糸目糊の技法を合わせて、現在の加賀友禅が出来たとも考えられています。

■加賀友禅の特徴

友禅糊を使って防染するという技法は京友禅と全く同じですが、模様や色彩には北陸の自然を写した独自の落ち着きと優しさが見られます。花が小さく、虫食い葉も多く、冬は雪に埋もれた北国の自然の姿を加賀友禅は美しく模様化しています。
現在の加賀友禅には、虫食い葉は少なくなりましたが、小さく優しげな草花を題材にするという全体の傾向は変わりません。草花模様に多く見られるぼかしは、琉球紅型のように一枚の葉の中に大胆な反対色を配して上下からぼかしたり、京友禅とは反対に外を濃く中心を淡く染める「先ぼかし」です。
色彩は京友禅に比べてやや沈んだ色が特徴で、臙脂、藍、黄土、緑、紫の5色を多用し、「加賀五彩」と呼ばれています。
また、加賀友禅では、金箔や絞り、刺繍など染織以外の技法を用いないことも京友禅とは異なる特徴の一つです。
明治に入ると加賀友禅も京友禅同様、型友禅が染められるようになりました。

 

加賀友禅の制作工程、下絵の動画です。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=0I6cRx3BZMY&w=560&h=315]

 

加賀友禅のWikipediaはこちらから

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%8F%8B%E7%A6%85

 

ミス加賀友禅スタッフブログ。活動の様子が紹介されています。

http://ameblo.jp/kagayuzen/

 

 

 


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