型染め

型染めとは、染色用具の1つである型紙を生地の上に置いて染める技法です。

■型染めの特徴と伝統

一枚の型紙で同じ型を何十回、何百回と染められます。使う色を変えると全く違う雰囲気に変わり、手書きと違って量産が可能な技法です。しかし、一枚の着物が一枚の型紙で染められることは稀で、型染めもまた技術の枠を集めた染色方法なのです。
型染めの起源は、鎌倉時代の染皮といわれます。江戸時代になり、武士の裃が型紙を使って染められ、次第に普及していきました。

■型紙は和紙が材料

型紙は、楮から作った和紙を柿渋で2~4枚張り合わせ、更に表面に柿渋を引いて乾燥させて作り、さまざまな模様を彫ります。その型紙は江戸時代から伊勢産のものが最高級品とされ、伊勢型と呼ばれています。
型紙の種類には、染める模様の大きさによって小紋型、中型、大型などがあり、型紙の大きさも違います。現在は中型や大型の型紙で染めた大きな文様も小紋と言いますが、もともと小紋とは小紋型で染めた小さい模様を指しました。
型紙は模様によって何枚も組み合わせて使います。色数の多い模様には20枚、30枚と使い、100枚以上使う場合もあります。

■型紙を使った染め方はいろいろ

型染めにはさまざまな技法がありますが、大きく分けると3通りあります。
型友禅のように型紙の上からへらで色糊を塗る方法と、更紗のように型紙の上から丸刷子で染料を摺り込む方法、江戸小紋のように型紙の上に防染糊を置いて模様を白く抜く方法です。
したがって、型紙で模様の色を染める型友禅や更紗などは、模様の色数によって何十枚も型紙が必要になります。

 

 

型染めを手がける染色作家、鳥羽美花氏のオフィシャルサイト

型染・筒描の道具などこちらで販売しています。田中直染料店

 

浅井長楽園の型染め和紙の製作工程

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=VSPPRj8lQFw&w=420&h=315]

 

 

 

 

 


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