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もっとも暑い時期、盛夏(7、8月)に締めるのが紗の帯です。

紗織りは緯糸が一本通るごとに、二本一組の径糸が機の足踏みの操作で捩られてすき間を作り出す、搦み織りです。こうして織られた紗は布一面にすき間があり、涼しげな織りになります。なお、絽織りはこの紗から派生しました。

紗の織り模様は紋織りで表されることが多く、緯糸を端から端まで渡し、柄部分だけが表面に現れるようにした絵緯か、模様の部分にだけ緯糸を織った縫い取りで織り出します。
紗は、中国では7世紀頃から発達し、日本にも奈良時代に伝わり、平安時代になると、貴族たちは京の暑さをしのぐ貴重な素材の一つとして、紗を愛用しました。

紗の帯は、袋帯と名古屋帯が織られています。袋帯は模様のボリュームや金銀糸の入り方によって、盛夏の礼装に締めます。名古屋帯は、絽や紗の付け下げや小紋、夏大島などに合わせます。

紗をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%97

着物、季節早見表
http://www.kimono-h.com/hayami.html

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