刺繍

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刺繍のきものといえば、特別豪華で贅沢なものという印象が強いのですが、刺繍の帯は気軽に締められるのがうれしいところです。必ずしも豪華な意匠、地が見えないほどの縫いではなく、ポイント刺繍や季節の風物をささやかにあしらっただけであっても、華やいだ気分になります。

染め帯のように季節感を楽しめる事に加え、絹糸で丹精込めて繍い取ったつややかさやぬくもりが刺繍帯の魅力となっています。 菅繍い、相良繍い、まつり繍いなど100種類を超える技法があります。

その技を駆使して、季節感あふれる意匠や物語からイメージをふくらませた模様など、個性が帯に表現されています。 刺繍帯は名古屋帯に仕立てられて、洒落帯として締めることが多いのですが、袋帯に刺繍を施した豪華なものもあり、こちらは留袖や訪問着などにも締められます。

日本刺繍をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%BA%E7%B9%8D

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刺繍

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■仏教と刺繍の深い関係

日本刺繍の歴史は中国からの仏教伝来と共に始まります。聖徳太子の死後、夫人が冥福を祈って作らせた天寿国繍帳などの繍仏(釈迦涅槃図を刺繍で表現したもの)があります。当時の繍仏には、駒繍い、平繍い、など、その技術は現在の刺繍とほとんど変わりませんので、技術的にはあ1400年前にほぼ完成していたともいえます。

 

■華やかな小袖と刺繍

刺繍は繍仏だけでなく宮廷の服飾にも用いられました。その模様は次第に中国風を抜け出して、秋草や蝶など、優しげな和風の題材を模様にするようになりました。

桃山時代は華やかな文化で知られる時代で、刺繍の成熟期でもありました。この頃の小袖(桃山小袖)は縫箔が繍箔が特徴です。繍箔とは金銀の箔と刺繍と併用した技法です。藍、紫、赤、黄、緑などの色糸で模様が刺繍された大変豪華で美しい小袖です。

時代が下るにつれ、小袖は繍いと絞りを多様した大胆な構図を取り、やがて慶長の頃はびっしりと一面に刺繍を施した小袖(地なし小袖)も生まれました。しかし元禄以後、友禅染めが流行すると、刺繍は花びらのつやをだしたり車の紐を浮き立たせたり、無くてはならない技法とはいえ、友禅染めの補助的役割になってしまいます。

 

■現代の刺繍

大正時代になると刺繍半衿や刺繍帯が大流行し、刺繍は俄然注目を浴びました。また、フランス刺繍が紹介され、刺し方の種類も増え、刺繍表現がより充実しました。

現代では日本刺繍作家が繍いだけで表現した留袖、訪問着、帯などの秀逸な作品も数多く見られます。

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刺繍に関するWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E7%B9%8D

家紋を刺繍してくれるサービス
http://www.shisyu.net/