唐織

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まるで刺繍を施したように見える織物が、唐織(唐錦)です。唐という字が使われていますが、16世紀後半に明の緯錦の技法が伝わり、以来、京都西陣で織られています。
当時は、将軍など限られた人の装束や能装束として用いられました。今でも、能の女役の上着類は見事な唐織です。

■空引機からジャカード機へ
唐織をはじめ錦織(本佐賀錦と爪綴を除く)は、長い間、中国から伝わった手織りの空引機(織り手とは別の人が機の上で操作し、共同で織る)に改良を加えながら織られていましたが、明治初期にヨーロッパからジャカード機(紋紙によって織り出す自動織り機)が伝えられて飛躍的に生産量が伸びました。

■唐織の工夫
唐織の特徴は、模様になる色の絵緯糸に滋賀県産の達磨糸という良質の手引き糸を使うこと、地糸を濡らしておる事です。濡らして織ると目のつんだ(打ち込みのよい)帯地ができ、色糸で織った絵模様がより浮き上がって見えるからです。

唐織とは About textiles
http://www.orisyoyamaguchi.com/orisyo-q.html

唐織の妙
http://www.ykya.co.jp/ykh/ykhtale/27karaori.htm

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錦・佐賀錦

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錦とは、もとは「金」に値する豪華な「帛(絹織物)」という意味。その名のとおり、錦織は金銀色糸を使って、美しい文様を織り出した紋織物の総称で、糸錦、暈繝錦、唐錦(唐織)、綴錦(綴織)、金襴錦(金襴)など多くの種類があります。

■錦織と西陣織
錦は中国で古代から織られていた絹織物で、日本では正倉院に多くの錦裂が残っています。これらは、径糸で文様を織った径錦でした。やがて16世紀になると、明から緯錦の技法が伝わり、京都西陣で盛んに織られるようになりました。錦の帯を総称して「西陣織」とも呼ぶのは、こんな伝統によるものです。

■佐賀錦
錦のルーツは中国ですが、例外が佐賀錦。江戸末期に佐賀藩で武家の妻女が趣味として小物用に織り始めたこの織物は、明治になって西陣の帯屋が改良を加え、フォーマル用の袋帯に織られるようになりました。
木製の組台を使い、和紙に金箔銀箔を貼ったり、漆を塗った紙を細かく裁断した箔糸を経糸にし、緯糸の下に置いた図案に添って、竹篦で径糸をすくい、その隙間に絹の緯糸を打ち込んで織り上げたものが本佐賀錦です。
帯のほか、バッグや履物、帯締めなどにも使われています。

佐賀錦をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%B3%80%E9%8C%A6

佐賀市歴史民俗館 手織佐賀錦の歴史
http://sagarekimin.jimdo.com/%E4%BD%90%E8%B3%80%E9%8C%A6/

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