宮古上布(沖縄)

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宮古島は沖縄本島から西南約三〇〇キロメートルにある島。ここで宮古上布が織られています。

宮古上布は越後上布と並び称される盛夏用の高級麻織物で、紺または白地の細やかな絣のきもの。その布は蝉の羽の様に薄いのですが、耐久性にすぐれ、さらりとした肌触りが特徴です。

宮古上布は今から四〇〇年あまり前、天正十一年(1583)に宮古の役人だった下地真栄の妻、稲石が綾錆布を織り上げ、琉球王に献上したのが始まりです。その後、琉球が薩摩に統治されるようになると、久留米紬や大島紬同様、薩摩藩への上納布となりました。

島で栽培された苧麻の皮をはぎ、指先で繊維を裂いて(手績み)一本の糸にする(手紡ぎ)のは越後上布と同じです。絣糸の作り方は大島紬のように締め機を使い、琉球藍で繰り返し染め上げます。高機で細かい絣柄を織り、甘藷の糊に浸しては砧打ちを約三時間。こうして蠟を引いたようなつやと張りのある宮古上布ができ上がります。

宮古上布をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E4%B8%8A%E5%B8%83

宮古織物事業協同組合
http://miyako-joufu.com/

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