半幅帯・細帯

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もともときものを着るために腰に巻いた紐だった帯は、時代ともに帯幅が広くなり、次第に装飾的な要素が強くなって今に至ります。現代は、お太鼓の幅が八寸になるように仕立てた帯が主流ですが、他にいろいろな幅の帯があります。

■半幅帯
半幅帯といえば、浴衣に締める帯を思い浮かべる人も多い事でしょう。
お太鼓用の帯幅は八寸ですが、この幅を半分にした帯が半幅帯。長さはいろいろですが、約八尺五寸(3メートル22センチ)が標準です。
半幅帯の中にも、後述する細帯同様、訪問着や付け下げに合わせたい豪華な帯もありますが、多くは普段着や浴衣の帯として愛用されています。貝の口結びや文庫結びなど、簡単な帯結びで気軽に締められるのが特徴です。
普段用の半幅帯は、博多織をはじめとする絹素材のほか、木綿や化繊。夏用には博多織のほか、木綿、麻、化繊など。
半幅帯や細帯にはリバーシブルの袷仕立ての帯が多いのも特徴です。

■細帯
パーティーなどの華やかな席に似合う、いろいろな幅の細帯があります。
素材は、錦織、唐織、組帯のような織り帯のほか、染めの細帯も。
豪華な細帯を低めに締めると、小袖に細い帯を締めていた桃山時代風の個性的な装いになります。

半幅帯をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E5%B9%85%E5%B8%AF

動画でわかる!【帯結び】半幅帯でも豪華に見える結び方
http://matome.naver.jp/odai/2133420449850558101

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木綿

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木綿

世界的に見ると、木綿は5、6000年の歴史がありますが、日本では綿花を栽培し、木綿布を織り始めたのは500年ほど前からです。江戸時代になると、松坂(三重県)、三河(愛知県)、真岡(栃木県)、河内(大阪府)、博多や小倉(福岡県)などが木綿の産地になり、朝に変わって浴衣や普段着の素材として用いられるようになりました。やがて江戸後期になると、それまでの縞や格子柄のほかに絣柄が織られるようになって、庶民の衣生活がいっそう豊かになりました。

絣とは、先染めの模様表現の一つ。糸の一部を地色に染まらないように括ったり、織り上げる模様のことです。現在は紬にも盛んに織り出されていますが、始めは木綿の模様として発達したので、絣柄を得意とする産地の木綿は「○○絣」という名で呼ばれています。

一時は絹織ものに押されて顧みられなかった木綿織物ですが、最近は肌に添う風合いと素朴な色柄が、着る人や見る人を和ませるきものとして愛好者が増えています。