小千谷紬 新潟

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小千谷市では伝統工芸品に指定された小千谷縮が生産されています。小千谷縮は麻ですが、その織り技や柄ゆきを生かして織られ始めたのが小千谷紬です。

この紬はもともと自家用としてのみ織られていましたが、昭和になって商品化され、40年ほど前の爆発的な紬人気で小千谷紬の名が全国的になりました。

小千谷は手紡ぎ系でよこ糸に絣を作り、模様を織り出した素朴な暖かい紬で、色や絵紬に優しい雰囲気のものが多いのも特徴です。なお、伝統的工芸品の名は小千谷紬ですが、最近は機械織りの小千谷紬を含めて越後紬と呼ばれることも多くなってきました。

 

小千谷紬をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%8D%83%E8%B0%B7%E7%B8%AE

12月紬展 3

 

 

 

 

 


十日町紬 新潟

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十日町紬の伝統的工芸品としての名称は十日町絣。絣糸の染め方に特徴がある紬です。

長くぴんとはった糸に墨で印をして、「つき棒」という道具で染料をこすりつけて絣糸を染めます。染めたところが乾いたら、木綿糸で括ります。そのあと染料をかけるのですが、手括りの加減で僅かなかすれを生み、独自の味わいになります。

100年以上近くこの方法でたてよこ絣を染めるだけでなく、進取の気性に富んだ十日町の人たちは数々の新商品を開発し、業界をリードしています。明石縮、マジョリカ御召、黒羽織などが昭和のヒット商品。最近は動力機を使ってコストを下げ、若い女性に似合うカラフルで手頃な紬も生産しています。

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結城紬 茨城

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茨城県結城市を中心に、鬼怒川沿いの町で生産される結城紬。なかでも重要無形文化財保持者の高い技術で織られた本場結城紬は、着るほどに体にそう憧れの紬です。

 

■結城紬の今昔

結城紬の歴史は遠く奈良時代に遡ります。鎌倉時代には常陸紬と呼ばれ、その後結城市のもとで栄えたので、結城紬の名が定着しました。江戸時代に全国に名を馳せた結城紬は、もとは無地やごく細かい縞の男物の紬でした。武士に愛好され、今も男性の準礼装に用いられます。幕末には絣柄を織るようになり、次第に細かい絣が出来ました。

一幅に織り出す亀甲絣や蚊絣の数で、○○亀甲という呼び方をします。現在は240亀甲の男物の結城紬もありますが、80亀甲の絣糸を染めるのも容易なことではありません。

 

■本場結城紬の技法

本場結城紬の糸は、繭を湯で開いて真綿にし、それを手で紡ぎます。細くて長い糸を作ると、たて糸よこ糸に絣柄が出来るように糸括りをして染料に浸します。100亀甲以上の絣を織るときは、びっしりと糸括りをするので糸がなかなか染まりません。こうして染めた糸を伊座機とい伝統的な機を使って織ります。糸の伸縮性を上手に生かし、糸に無理をかけずに織ることが出来る機なので、来たときに体に添う紬が出来上がるのです。

手紡ぎ、絣括り、居座機による織りの三つの工程は重要無形文化財に指定されていますが、このほか30工程以上の手作業を経て一反の本場結城紬が織り上がります。

 

結城紬をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%9F%8E%E7%B4%AC

紬に関するマニアックサイト
http://hon-yuuki.com/

つむぎの館
http://www.yukitumugi.co.jp/

 

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かつてはどんなに高価でも紬は普段着でしたが、今ではお洒落着、ときには準礼服の着物としても活躍しています。紬にはあたたかなお着心地のものも、ひんやりとした感触のものもあります。この風合いの違いは、主に繭や糸の紡ぎ方の違いによるものです。

紬は糸の種類によって次のように大別されます。

●繭をゆでて広げ、袋状の真綿にしてから紡いだ糸で織り上げた紬。代表的なものは結城紬。

●二匹の蚕が入って作った繭から紡いだ節のある糸で織った紬。代表的なものは郡上紬。

●繭から直接糸を引いた生糸で織ったもの。糸は紬糸ではなく生糸ですが、代表的に紬と呼び習わしています。平織り紬ともいいます。代表的なものに大島紬、黄八丈。

●蚕が途中で繭を作るのをやめたりして、生糸市場で引き取られない繭を使った紬。機械織りの多くの紬。

これらの紬は絹布の一種ですが、まれに木綿の繊維を手で紡いだものもあり、これを綿紬といいます。

 

紬をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AC

紬工房
http://www13.ueda.ne.jp/~koiwai-tsumugi/

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”洒落着として楽しむ織り機もの”

「紬を着こなしてこそ着物好き」と言われるように、紬は着る人の個性を良く表現するお洒落な着物です。

■紬は先染めの着物の代表

紬は普通、糸の状態で染めてから反物に織る「先染め」の着物です。つまり、紬の模様は訪問着や小紋のように白生地に模様を染めたものではなく、色糸で織られた織柄です。しかし、なかには紬糸を染めずに反物に織ってから模様をそめた「後染め」の紬もあります。また最近は、織り柄の紬でも絵羽模様のものが制作されています。
かつて紬の多くは養蚕農家が商品かできない繭糸を使って織ったことから、長い間普段着とされてきました。しかし現在はその伝統技術が高く評価され、後染めの紬や訪問着携帯の先染め紬も生産されるようになって紬は普段着から洒落着、さらに社交着という広がりのある着物になりました。

■紬のいろいろ

全国各地で生産される紬は、普通、産地の名を付けて呼ばれます。紬糸とは真綿を紡いで糸にしたもので、結城紬をはじめ、多くの紬がこの紬糸を使います。しかし、なかには大島紬や黄八丈のように絹糸で織られていても、先染めなので紬と呼ばれる事もあります。
手紡ぎ糸を植物染料で染め、手機で織った紡ぎは高級な洒落着や贅沢な普段着に。機械で紡いで織った紡ぎはカジュアルな普段着によいでしょう。

■紬のコーディネート

帯は染めの名古屋帯か金銀の入らない織りの袋名古屋帯を合わせます。染め帯を合わせると柔らかな雰囲気になります。紬帯や博多帯の袋名古屋帯はカジュアルになります。ときには帯を変えてお洒落を楽しみましょう。
帯揚げや帯締めは、帯の反対色や全体を引き締める色を選びます。半衿と足袋は白が一般的ですが、時に色ものや柄もので個性的な装いをすることもあります。

 

久米島の伝統工芸品「久米島紬」を織り続ける島の女性を紹介
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=oZmTyZo0nuU&w=420&h=315]

 

紬のWikipediaページ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AC