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涼しく吸湿性のある麻の帯は、盛夏のカジュアルなお洒落に欠かせない帯です。 麻の帯も、越後や沖縄、能登など、麻のきものの産地で織られ、帯用の糸はきもの用より太く紡ぎ、精錬を少し控えてざっくりした感じを出します。

高級な麻の帯は、きもの同様、手績みの糸を使って手機で織られますが、最近は自動織機で織った麻の帯が、手頃な価格でたくさん供給されています。 麻の帯は織り帯より染め帯が多く、涼しげな生成り地や白地に、墨描きや藍色、ときに華やかな色を使って、秋草や夏の風物を手描きしたものが多く見られます。

手織りの麻帯は名古屋帯に仕立て、夏大島や上布、縮のきものに、機械織りの名古屋帯は手頃な麻のきものや絞り、絹紅梅、綿絽、綿縮などの高級浴衣に合わせます。半幅帯は普段の浴衣に締めて、さっぱりとした夏の風情を楽しみます。

麻の着物についてYahooQ&A
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12105887512

麻の着物を洗濯する
http://ameblo.jp/hannaryan/entry-10635181790.html

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八重山上布(沖縄)

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八重山上布は、宮古島からさらに南西へ一五〇キロメートルのところにある石垣島を中心とした八重山諸島で織られている麻織物です。

琉球絣を、藍や茶や赤褐色で織り出した八重山上布は、白地のほか赤縞上布(縞という名ですが絣柄)と呼ばれるものもあります。
年に数回とれる苧麻の手紡ぎ糸を緯糸に、経糸にはラミー糸を用い、絣は手括りで、紅露(ヤマイモ科の植物の根茎)や琉球藍で摺り込み捺染します。織り上げた布は一日数時間ずつ一週間、天日で乾燥させたあと、海で布を晒し(海晒し)ます。仕上げには砧打ち。こうしてでき上がった上質の反物の重さは五〇〇グラム程度、よいものほど軽いのです。

八重山上布は、十七世紀には上納布として盛んに織られていましたが、第二次大戦後しばらくは織り手がいないままになりました。以後、ほそぼそと数人で続けられていたこの麻布は、平成元年に伝統的工芸品に指定され、息を吹き返しています。

八重山上布の歴史
http://www.motoji.co.jp/knowledge/Waorimonogatari_1-05.htm

 


麻・芭蕉布

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蒸し暑い日本の夏に涼を呼ぶ素材として、麻や芭蕉布があります。麻は、江戸時代に木綿が一般的になるまで、夏冬を問わず庶民が着ていた素材です。

きものに用いられる麻は、洋素材の麻(亜麻、リネン)と違って、ほとんどが苧麻(からむし、ラミー)です。苧麻は天然繊維の中で最も強く、絹の様な光沢を持った植物性繊維。この麻を用いた平織りの布は、古来、献上布だったものが多く上布と呼ばれています。

芭蕉布は沖縄特産の糸芭蕉の繊維で織った布で涼しい着心地が特徴です。
麻や芭蕉布を用いた盛夏(7、8月)のきものの中で、伝統的な手仕事による「越後上布」と「喜如嘉の芭蕉布」は、重要無形文化財に指定されています。

芭蕉布をWikipediaで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%AD%E8%95%89%E5%B8%83

芭蕉布こもれび工房
http://www.komorebikobo.com/

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